デザインの秘密

PROLOGUE

インターンシップ生が取材・記事を作成しました!

当社では、2024年9月9日〜11日(3日間)にインターンシップを開催!
3日間の課題として、当社HPの実績の中から気になる作品を決め、自社HPに掲載する特集記事として、掲載内容や取材・撮影、デザイン全てに取り組んでもらいました!
今回は作成してもらった記事をもとに、当社はデザインのみ担当しています。

インターン生さんが一生懸命作ってくれた記事をぜひご覧ください
image
image

ABOUT

インターンシップ生2人が松陽印刷所デザインラボの実績の中からお気に入りの2作品をピックアップ!作品のこだわりや制作の過程など、学生目線で気になることを実際にデザイナーさんにインタビューし、Q&A形式でご紹介します。
デザイナーさんの仕事に対する熱意や思いのこもったお話をたくさん聞きました!

Case1 Case1

INTRODUCTION

no1

住友コレクション名品選
QUESTION
Q1コンセプトは何ですか?
Q2配色のこだわりは?
Q3文字のこだわりは?
image
Q1 コンセプトは何ですか?
コンセプトは「高級感」「展示室のワンシーン」「はじまりは、モネ。」ポスターであえて額縁入りの絵を使用することで高級感を演出しています。さらにその絵を左端に寄せることで、その先にも絵が続く展示室のワンシーンを演出。右横の空いたスペースにコンセプトコピーを入れることで印象がぐっと深まります。
デザイナーの森脇さんデザイナーの森脇さん
Q2 配色のこだわりは?
背景の臙脂色は展示期間の秋に合わせて秋色に。さらに文字の金色とも合わせて高級感を出しています。他にも絵画の花の色と臙脂をリンクさせて調和をとりつつ、メインの絵画を目立たせるような色を選びました。
Q3 文字のこだわりは?
アンティークな雰囲気を出すために、オリジナルに制作。「エレガント」をキーワードにアーチや葉っぱをモチーフに描きました。流れも意識し、何度も試行錯誤しました。
住友コレクション名品選
image
image

POINT

ここを見てほしい!イチオシポイントラボのみなさんも知らない裏話⁉

今回特にこだわられたのは“空き”だそう。わざと空間を多めに作ることで、エレガントな雰囲気を演出し、絵やキャッチコピー、タイトルが印象的になるようにデザインされたようです。素人目線ではやはり描かれているものの方にこだわりがあると思ってしまうのですが、空間の使い方もデザインにおいて大切なことなんですね!

住友コレクション名品選

no2

えまみくじ
QUESTION
Q1えまみくじという
ネーミングはどのように
つけられましたか?
Q2カラフルなのは
なぜですか?
Q3モチーフの選び方は?
image
Q1 えまみくじというネーミングはどのようにつけられましたか?
「えまみくじ」は絵馬とおみくじが一緒になった商品。そのことを伝えられて、かつキャッチーなネーミングにしたかったです。そもそものコンペのテーマが「新しいご縁スポットを作りたい」だったのでそれにも引っ掛かるよう「えまみくじ」というネーミングにしました。
デザイナーの森脇さん
Q1 カラフルなのはなぜですか?
SNS映えを意識しています。フォトスポットということだったので、カラフルにすることは絵馬とおみくじの案が出る前から決まっていました。絵馬を掛ける所も鳥居のようにして、見た目も縁起も良くなるようこだわりました。
デザイナーの野津さんデザイナーの野津さん
Q3 モチーフの選び方は?
企画のエリアである松江、出雲、安来から三つずつモチーフを選びました。何度も試行錯誤して、最終的に女性に好まれるようなデザインに決まりました。
えまみくじ
image
image

POINT

ここを見てほしい!イチオシポイント

実はえまみくじの絵馬は、万九千神社でお焚き上げをしていただけます。楽しめる上にちゃんとお焚き上げまでしていただけるのは嬉しいですね!制作側としては松江城や日御碕灯台、宍道湖の夕日など普段「かわいい!」と思うわけではないモチーフをいかにかわいくするかに力を入れたそうです。他にもWebサイトも凝ったものになっているので是非見ていただきたいです!えまみくじはどれを引いてもかわいくて嬉しくなります!デザインそのものだけでなく、企画自体を作ることもあるんですね!

えまみくじ

ABOUT

今回のインタビューではデザイナーさんの「伝えたい」という思いがぎゅっと込められていることがわかりました。普段私たちは完成されたものしか見ることがありませんが、その制作過程には様々な試行錯誤があることを知りました。
現在デザインはデジタルが主流になっていますが、タイトル文字一つをとっても手書きで作られている場合もあります。デザインはとても地道でデザイナーさんの技術が光る仕事だと思いました。今回は私たちの気づかないこだわりをたくさん聞いたので、これからはもう少し深いポスターの見方ができそうです。

image
image

TOPICS